サンパウロ 2年間

 サンパウロ「Sao Paulo」の生活(2016年4月~2018年3月)を綴ります。

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2018年3月17日(日)
「終わりに」

Faz quase dois anos que moro em São Paulo.
Eu ja me acostumei com a vida em São Paulo.
Agora adoro arroz,feijão,bife e salada,ou seja,comida típica brasileira.
Mas tenho que voltar para o meu país.
Graças a ajuda de vocês,pude trabalhar muito bem e aprender muita coisa sobre português e Brasil.
O Brasil vai estar com vocês sempre no meu coração.
Muito obrigado pela atenção !

 二度目のブラジル赴任が決まった時は,マナウスの時のように不安はなかった。妻も友達に会うことができると喜んでいた。3年間働くことを考えていたが,脚の調子により,2年間になった。

 あっという間の2年間だった。サンパウロ日本人学校の勤務にしても,パライゾでの生活にしても,大変充実した生活を送ることができた。

 生活で不便を感じた事はほとんどない。食材も日本食材が手にはいるので,全く問題はない。安定した収入があって生活することができるのであれば,ここで生活しても良いくらいである。
特に,日本と違って,夏は暑くない,冬は寒くない,地震はない,大雨による洪水もない等,自然の環境は大変良い。

 また,心や身体の面で役に立ったのは,スポーツのテニスだった。市内には,テニスコートもかなりある。旅行も広いブラジルや南米を見てまわることで,心身のリフレッシュに役立った。

 ブラジル人の挨拶は,大変良い。口での挨拶はもちろんであるが,抱擁をしたり,頬をつけあったり,手を使ったり,親指を上げたり,自分の気持ちを目に見える形で表すことで,お互いを理解し合う。

 大変陽気で,盛り上がる楽しさや,ジェイチーニョ・ブラジレイロで物事を上手に解決していくこと等,日本人が持たないやり方も持っている。

 メトロやバスの中の人々は,大変親切であった。重い荷物を膝の上に持ってくれたり,降車ボタンを押してくれたり,席を譲ってくれたり,親切な人がほとんどだった。順番も列になってきちんと並ぶ。待つことにかけては,大変忍耐力がある。
 
ブラジルの良さが実感として分かった2年間だった。
ブラジルでお世話になった方々に心から感謝を申し上げる。

(写真は、サンパウロ日本人学校の中学部から見えた虹)

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